专利摘要:
電力有効検出を自動的および/または局所的に適合させる方法およびシステム。実施形態の1つの種類では、ローカルパワーオンリセット回路は、個々の電力アイランドに含まれ、実施形態の他の種類では、パワーオンリセット回路は、どちらのケースでも同じ回路を電力有効検出に使用するために、検出されたインターフェイス電圧レベルに応じて、自動的に再プログラムされる。
公开号:JP2011508566A
申请号:JP2010540762
申请日:2008-12-12
公开日:2011-03-10
发明作者:エックス. キー,スティーブ;ピー. グエン,ダニエル
申请人:サンディスク コーポレイション;
IPC主号:H03K19-00
专利说明:

[0001] 本願は、低電力集積回路(および低電力集積回路を含む方法およびシステム)に関し、より詳細には、マルチプル外部供給電圧(およびそのような集積回路を含む方法およびシステム)にインターフェイス接続可能でなければならない低電力集積回路に関する。]
背景技術

[0002] デジタル集積回路の基礎的要件の1つは、不適切な電圧では動作しないようにするための何らかの方法である。供給電圧が低すぎる場合には、いくつかのデジタル回路は予測不能な状態に入る可能性がある。プログラム可能な二値ロジックでは、そのような予測不能な状態によって、装置が動かず動作不能となる。]
[0003] これを回避するには、集積回路は通常一般的に電源がその有効範囲にあるかどうかを検出するための特殊回路を備える。そのような回路は、パワーオンされるとすぐに、一般的にはリセット信号をアサートするので、「パワーオンリセット」すなわちPOR回路と称することが多い。POR回路は、電源がその有効範囲にあることを検出した場合にリセット信号をアサートすることを停止する。集積回路内のロジックは、次に、既知の初期状態からスタートするので、確実にその動作の実行を始めることができる。二値ロジックは範囲外電源電圧によって発生するロジック変動がないので予測可能である。]
[0004] POR機能は、チップ上にバンドギャップ電圧基準を備えることによって多くの場合実現される。バンドギャップ電圧基準は、十分な電圧を受けるとすぐに固定基準電圧を出力する。この固定基準電圧は、供給電圧がチップの有効範囲内にあるかどうかを判断するために、電源電圧を分割した部分と比較される。一般的には、この分圧結果は、一対の抵抗によって決まる。固定基準電圧の値がおよそ1.23Vであり制御できないため、分圧結果の値が検出電圧を決定する。]
[0005] インターフェイス回路では、供給電圧がさらにチップの動作範囲における有効レベルまで電源が立ち上がるまでの間は、データ操作を始めないことが同様に望ましい。これは、送信の初めにビットまたはブロックの予測不能な消失、またはレシーバーの状態障害をもたらす可能性がある。]
先行技術

[0006] 米国仮特許出願第60/934,936号
米国仮特許出願第60/921,507号
米国仮特許出願第60/934,918号
米国仮特許出願第60/934,917号
米国仮特許出願第60/999,760号
米国仮特許出願第60/934,923号
米国仮特許出願第60/934,937号
米国仮特許出願第60/921,508号
米国特許出願第11/618,849号
米国特許出願第11/618,852号
米国特許出願第11/618,865号
米国特許出願第11/618,867号
米国特許出願第11/649,325号
米国特許出願第11/649,326号
2007年12月28日に出願された「Systems andCircuits with Multirange and Localized Detection of Vail Power」という米国特許出願
2007年12月28日に出願された「Optionally Bonding Either Two Sides or More Sides of Integrated Circuits」という米国特許出願
2007年12月28日に出願された「Exclusive-Option Chips and Methodswith All-Options-Active Test Modes」という米国特許出願]
[0007] 本願は、マルチインターフェイス電力アイランドにおける電力検査に対する新しいアプローチを開示する。電力アイランドアーキテクチャを備えたチップは、チップを部分的にオンオフ可変状態とすることができる。実施形態の1つの種類では、外部電源から動作範囲外の高電圧が給電されているかどうかを判断するための電圧検出回路を使用して、異なる電圧で動作する異なるインターフェイスと通信することができるデータモジュールに電力アイランドは含まれている。高電圧が給電されると、適切な高電圧範囲内で有効性に関してテストされる。実施形態の他の種類では、異なる各電力アイランドは、局所電力有効性テスト用に各々の電力有効性検出器を含む。多くの実施形態では、これらの考えは、特に、ポータブルデータモジュールにおいて、マルチインターフェイス能力と相乗的に組み合わせられる。]
[0008] 開示された革新性は、様々な実施形態において少なくとも次の利点のうちの1つまたは複数をもたらす。すなわち、
・マルチ電圧インターフェイス要件へのシステム適応性。
・個々の設計ブロックがそれらの電力有効性の適切な要件のためにカスタマイズすることができるので、アーキテクチャ簡略化がより大きい。
・電力有効性の外部管理について心配することなく、個々の電力アイランドを設置または複製することができる場合に、設計はより簡単である。
・不必要な遅延なしで電源立ち上げを行うことができる。
・単一基準電圧をチップに送る実施形態では、ローカル(動的電力アイランドごとの)電力監視装置からの追加静的電力消費はない。]
[0009] 開示された発明は添付図面を参照して説明し、それらは、本発明の重要なサンプル実施形態を示し、引用によって本願明細書に組み入れられる。]
図面の簡単な説明

[0010] 自動的にスイッチされるパワーオンリセット回路を概略的に示す。
図1の回路を組み込む集積回路のブロック図を示す。
図1Aの集積回路の電力アイランド図を示す。
非USBモードで集積回路の異なる部分の電力ステータスを示す。
USBモードでこの集積回路の異なる部分の電力ステータスを示す。
図1の回路の実装のさらなる詳細を示す。
アイランド構成に使用された電力アイランド制御レジスタを示す。
データモジュールの実施形態を示す。] 図1 図1A
実施例

[0011] 本願の多数の革新的な教示は(限定ではなく、実例として)現在好ましい実施形態に関連して特に説明される。
図1は、自動的にスイッチされるパワーオンリセット(POR)回路を概略的に示す。この例で使用する信号名は、この回路が、図1Aおよび図1Bの完全な設計にどのように接続するかを示すが、これらの例示的な接続および識別子は、開示した発明を実行するためにすべて必要とは限らない。] 図1 図1A 図1B
[0012] USB(ユニバーサルシリアルバス)ホスト電源101への外部接続は、整合抵抗R1 102およびR2 103によって分割されて、USBホスト電源ライン107を介してアナログマルチプレクサ104の入力11で分割された電圧を提示し、バンドギャップ基準電圧発生装置105からの1.23Vの基準電圧と比較される。同じ分割された電圧は、この例示的な実施形態において、USB電力検出ブロック106にも供給される。電力がUSBホスト電源ライン107上に存在するならば、USB電力検出ブロック106は、信号ライン108を介してアナログマルチプレクサ104にUSB On信号を供給し、USBホスト電源ライン107上のR1 /R2ノード(102/103)から、分割された電圧を選択させる。SD/MS(セキュアデジタル/メモリスティック)ホスト電源110は、抵抗R3 111およびR4 112によって同様に分割されて、SD/MSホスト電源ライン113によってアナログマルチプレクサ104の入力10で、第2の分割された電圧を提示する。アナログマルチプレクサ104に対する信号ライン108を介したUSB On信号が存在しなければ、アナログマルチプレクサ104は、SD/MSホスト電源ライン113でR3 /R4 (111/112)ノードから、分割された電圧を選択する。]
[0013] ヒステリシスコンパレータ116は従来どおり動作し、信号ライン115上で受けたバンドギャップ基準段からの電圧に対して、信号ライン114上でアナログマルチプレクサ104から受けるいずれかの分割された供給電圧の分圧結果を比較する。ヒステリシスコンパレータ116は、ホスト回路からの電力が規格内にあるかどうかを示すホストPORロジック信号117を生成する。このロジック信号は、ホスト電力が有効でないならば、ホスト電力に依存するコンポーネントが動作することを防止する。非常に多様な回路がこのコンパレータの実装に関して知られ、それらのうちのどれでもが図1の回路で使用することができる。] 図1
[0014] 例示的な集積回路
図1Aは図1の回路を好都合に含む集積回路の図を示し、図1Bは図1Aの例示的な実施形態の集積回路の電力アイランドの図を示す。
図1Aの例示的な実施形態は3つの異なる外部インターフェイスを提示する多機能フラッシュメモリコントローラである。この実施形態の顕著な特徴(請求する発明に必要でない)としては、次のものが挙げられる。
一度に1つのホストインターフェイスのみを介してではあるが、3つのホストインターフェイスSD/MMC(セキュアデジタル/マルチメディアカード)120、USB(ユニバーサルシリアルバス)121およびMS(メモリスティック)122にわたるデータ転送のための方法を備えたセキュアフラッシュメモリコントローラバックエンドを使用する。
6つの電圧アイランド(SD/MMC HIM(ホストインターフェイスモジュール)120、USB HIM121、MS HIM122、常時接続(バックエンド、MRAM(磁気ランダムアクセスメモリ)、パッド制御、および電力管理)123、ORAM(オーバーレイランダムアクセスメモリ)116、およびクリプトエンジン125)に区分化される。
2つのパワーダウンホストインターフェイス内のロジックでは、スタンバイまたは動作中の電力消費オーバーヘッドはない。パワーダウンホストインターフェイス、すなわちOFFアイランドを備えた電力アイランドは、スイッチ126によって電源電圧供給(VCC)および接地(GND)から絶縁され、したがって、電流が流れることができない。] 図1 図1A 図1B
[0015] ORAM124およびクリプトエンジン125を備えた電力アイランドは、スイッチ127を使用してオンまたはオフされる。
部分的チップパワーダウン機能は、各アイランド(常時接続以外)の制御されたアナログパワースイッチで達成することができ、絶縁用ゲートは、パワーダウンアイランドからの無効信号がパワーオンアイランドの入力に達することを防止するために使用することができる。
動的アイランド制御は、スタンバイ中にORAM124およびクリプトエンジン125モジュールをパワーダウンして、スタンバイ電流(SD/MMCは最小スペックを表す)のスペック要件を達成することができる。
アナログブロックスタンバイ電力低減のレジスタ制御は、調整器およびオシレータのスタンバイ/ディスエーブル/低電力モードを含む。
トップレベルロジックは、バックエンドに接続する1つのホストインターフェイスを検出し構成を行い、残りの2つのホストインターフェイス電圧アイランドをパワーダウンする。検出結果レジスタはFIRMWAREブートROMで利用可能である。]
[0016] 好ましくは、動的制御された個々の電力アイランド(例えば、クリプトエンジン125およびORAM124)は、各々、そのアイランドへの電力が有効かどうかを検出するそれら自身のPOR回路を含む。これらは、電力アイランド内に埋め込むことができ、電力アイランドの有効電力能力を十分に確実にするためにマルチプルPORを含んでいてもよい。チップは内部ロジック用に1.2Vのコア電圧を供給するため、ホスト電源を調整しなければならない。SD、MMC、またはMSの動作モードでは、ホストは、電源電圧3.3Vまたは1.8Vを供給する。多くの実施形態では、電流の一部はチップ上の入出力(I/O)パッド(VDDH130など)および任意の外部メモリに供給され、一方で、電流の残りは内部コア調整器によって調整されて、チップ上のコアロジックに電源電圧1.2Vを供給する。]
[0017] USBに関して表された例示的なチップでは、さらなる調整ステップが、コア調整器の前に必要である。USBホスト(つまり、VDDH USB)130は、5−3.3調整器(REG)129に電源電圧5Vを供給し、それは3.3Vに調整され、次いで上述した内部コア調整器にもたらされ、USBモードでは、5−3.3調整器129(つまり、VOUT128)の3.3Vの出力は、USB PHY(物理層)にもたらされる。VDDH USB130への5Vが存在しない場合には、電源バスはスイッチ(SW)126を使用して切り替えられて、USB PHY131およびUSB HIM121モジュールを絶縁する。]
[0018] アナログコンポーネントインターフェイス(ACOMP)132は、USBホストインターフェイス上で5V電源(例えば、3.3ボルト)が検出された場合、切り換えを制御してUSBモードを選択し、USBモード用電源系経路を構成する。ACOMPはPORを有することができ、発生ロジックは、いつUSB電源が安定したとみなされるかどうか、つまりいつUSB切り換えによりUSB HIM121の電源を立ち上げるかを決定する際に重要な役割を果たすことができる。ACOMP132は、また、VDDH MS
SD 133の3.3または1.8Vの供給電圧の検出をおこない、USBスイッチ137およびスイッチ126を制御して、MSモード動作またはSDモード動作のための構成を行う。ACOMP132は、また、デュアルボルテージロジック入力135に基づいて、3.3Vまたは1.8Vのデュアルボルテージ電力をサポートする。ACOMP132ロジックは、MS選択ロジック入力136に基づいて、適切な3.3Vまたは1.8Vが検出された場合に、SDモードまたはMSモードのどちらかの構成を行う。SBLKロジックモジュール136はクリプトエンジン125に補助機能をもたらす。]
[0019] オンチップ電源検出は、USB電源供給が使用されているかどうかを自動的に検出することができる。そうならば、適切な内部調整器およびロジックブロックにUSBホスト電力を送る。もしそうではなく、チップがSD/MSモードで動作していれば、スイッチは電源供給がUSB内に逆流することをブロックし、適切な調整器およびSD/MSモードによって使用されるロジックブロックに送られる電力のみが発生する。]
[0020] USBホスト電源が動作中の場合には、(インバータ)コンパレータによって検出され、次に一方向電力スイッチをオンにし、コアロジックに必要な1.2Vの電源供給を生成するために使用することができる他の調整器に、5−3.3Vの調整器によって生成された3.3Vの電源供給を送ることができる。さらに、出力インジケータ「usb_on」137はアサートされ、USB動作のための適切なホストインターフェイスロジックが選択される。しかし、チップがUSB電力ポートから電力を受けるのではなく、SD/MSポートから受けるのであれば、(インバータ)コンパレータはスイッチをオフし、SD/MSコアインターフェイスロジックによって必要とされる1.2Vを生成するためにSD/MS電源供給のみが使用されるようにする。]
[0021] 3.3Vまたは1.8V電圧源を検出し、それにより動作するPOR回路を実装することができる。コアロジックは単に調整された1.2Vの電力を受けるのみであるが、PORは適切な電圧に到達するまでチップアイランドをリセットするために、3.3Vまたは1.8Vの電源供給を検出するように構成することができる。これは、供給電圧が実際に3.3Vである場合に、1.8Vの供給に基づき動作しようとすることから回路を防ぐために必要であるかもしれない。]
[0022] 電力アイランド
図1Bの例示的な実施形態は、図1Aで見られるような電力アイランドの集積回路の実施例である。電圧アイランドは、非動作時、スタンバイ時、またはテストモード時の全電力使用量を最小限にするために、チップの他の領域から個別に選択的にパワーオン/オフする電子的に結合されたチップの部分を称する。アーキテクチャゴールは最も完全に遮断されることができるブロック用電圧アイランドを実現する。USB HIM141、SD HIM142、MS HIM143、クリプトエンジン145、およびORAM146の5つのブロックが、電力アイランドであると分かる。残りのシステムRAM144、アナログモジュール(ACOMP)147、148、およびメインロジック149を含む残りのすべてのロジックは、常時オンである。より少数のまたは追加のブロックが可能である。] 図1A 図1B
[0023] 静的HIM選択
3つの電力アイランドブロック141、142および143は、3つの異なるホストインターフェイスを表す。それらは、設計上1つのHIMのみが一度に動作中であるように、サンプル実施形態において静的電力アイランドとして実装される。例えば、SD製品構成であれば、FWブート時にUSB HIM 141およびMS HIM 143全体の電源を静的に(継続的に)切ることができる。そのような状況では、これら3つのHIM中で動的切り換えを提供する必要性はなく、したがって、設計はパワーオン時の静的HIM構成を実装することができ、PORのアサート停止時に、1つの選択されたHIMのみが、次の全電力サイクルまで継続的に構成される。どんな場合も、PORは、HIM電力アイランドのすべてにおいて実行することができる。]
[0024] 例示的な実施形態では、HIMアイランド制御は、ハードウェアにおいて自動的に処理することができる。ファームウェアの観点から、電源を入れた後、静的アイランド構成は完了しており、製品は、電力アイランド制御レジスタにセットされたそれぞれのHIM_ONビットに対応した、3つのコントローラタイプ(SD/MMCまたはMSまたはUSB)のうちの1つになる(図3参照)。
CPUがPORから抜けて、そしてファームウェア(ROM)が実行されるまでに、適切なホストインターフェイスが利用可能となり(そのアイランドはパワーオンされている)、ファームウェアはHIMIDレジスタを読み取り、そのインターフェイスのための適切なコードを実行し始める。CPU(図示せず)中の電力アイランド制御レジスタ150は、どの電力スイッチが開かれるかを決定して、指定されたアイランドに1.2Vのコア電圧を供給する。
この例示的な実施形態において、CPUに電力を供給するためにBE3メインロジックアイランド149がオンでなければならず、したがって、CPU中のファームウェア(ROM)がシステムをブートすることを可能にすることに留意するべきである。BE3メインロジックアイランド149はすべての電力アイランド制御ロジックを含み、常時オンであり、このレジスタを介して、または別の方法で止めることができないので、このビットは予約済みとみなされる。他の実施形態では、常時オンの電力アイランド制御が分離された状態でBEメインロジックアイランド149の電源を切ることをサポートしてもよい。] 図3
[0025] 図3を参照して、電力アイランド制御レジスタの下位3ビット(USB_HIM_ON305、MS_HIM_ON310、およびSD_HIM_ON315)は、前述したようにハードウェアによってセットされ、この例示的な実施形態においてリードオンリーと考えられる。値はオーバーライドビット320を選択することによって割り当てることができる。
2つのビット、CRYP_ON325およびRAM2_ON330は、ハードウェア制御ではなく、この例示的な実施形態においてはセットするためにオーバーライドは必要とされない。もっと正確に言えば、それらは、以下に説明する動的アイランド切り換えのためのファームウェア制御である。ビット340は予約済みであるが、他の実施形態において、BE_ONを割り当てたBEメインロジックアイランドを制御することができる。ビット435は予約済みである。] 図3
[0026] 動的アイランド制御
他方で、図1Bの右側には、2つのブロック145および146が、クリプトモジュールおよびオーバーレイRAM(ORAM)を提示している。チップはスタートアップ電力消費を最小限にするために両方のアイランドをパワーオフしてブートする。動作モードを入力することで、ファームウェアはオンデマンドでこれらのアイランドをイネーブルすることができる。電源立ち上げ時のスタンバイ電力は、静的に2つの未使用のHIMの電源を切ることによって低減される一方、スタンバイ電力節電の大部分は、これらの2つの大きなブロック145および146の電源を切ることによって達成される。] 図1B
[0027] クリプトエンジン
クリプトエンジン145は、チップアーキテクチャに統合されたハードウエアアクセラレーティドセキュリティエンジンである。このモジュールは、チップ全体の設計のほとんど半分のロジックを含み、対応する電力量を消費する。モジュールは状態保存が必要でないように、この実施形態では電源を切るように設計された。クリプトエンジン145のブロックはキーをフェッチし、電源断によって消失することがない不揮発性メモリ(NVM)150内にキーを保存する。この実施形態では、NVM150は、常時オン(ALWAYS_ON)領域に実装され、常にパワーオンのままである。クリプトエンジン145の電源を切る場合に、セキュリティ操作は行われなくてもよい。セキュリティキーがNVM150に保存される一方、キーにアクセスする回路はクリプトエンジン145内にあるので、キーを必要とする任意の操作のためにはパワーオンされなければならない。]
[0028] ORAM
ORAM146は制御ファームウェア用のオーバーレイRAMである。例示的な実施形態では、このORAMは、コントローラ内にあるRAM全体のほぼ半分からなる。ORAM146は、コードオーバーレイページングに一般的に使用される。このサンプル実施形態では、システムファームウェアはアイランド管理コード(パワーダウンルーチンおよびパワーアップルーチン)を他の常時オン(ALWAYS_ON)メモリ内に配置し、スリープモードから抜け出るためのホストコマンドに直ちに応答可能としている。ORAM146がパワーオフされると、RAMセルの内容がディスチャージされ、記憶された値が未定義でランダムな値になることに留意するべきである。したがって、ORAM146をパワーオンした場合には、内容は無効であると考えられるべきであり、廃棄されなければならない。ORAM146の内容は必要に応じて一部はストリーミングによって回復することができるので、ORAM146のアイランドの電源立ち上げと再ロードのタイミングがクリティカルなファームウェア応答時間に直接影響を与えることはない。]
[0029] この例示的な実施形態においては、チップハードウェアによって完全に制御される静的HIMアイランド141、142、143の構成とは異なり、クリプト145およびORAM146のアイランドのための動的制御は、ハードウェア制御およびファームウェア制御を必要とする状態レジスタを含む。これは電力アイランドの実装においてより大きな自由度をもたらす。この構成によって提示される2〜3の利点を次に列記する。
電力アイランド使用での十分なプログラマビリティを可能にする。特定の実装で必要であれば、クリプト145、ORAM146の両方の電源を切る、またはどちらの電源も切らないといったいずれかの実装を選択してもよい。インターフェイスタイプ(例えば、SD、USB、MS)からこの特徴を分離することによって、これらの3つのカテゴリー内の異なるサブ変形は、限界性能での省電力性および/または複雑さの利点をトレードオフしてもよい。]
[0030] ファームウェアは動作を完了することを最初に選択して、いつ省電力モードに入るかの制御を完全に行い、または、別のアイランド上での動作を終了させながら一方のアイランドをシャットダウンし始めてもよい。さらに、2つのアイランドは任意の順にオン/オフされてもよい。
これらの2つのブロックの電源断と電源立ち上げは、スタンバイ電流に著しく影響を与えるので、ファームウェアは、セトリング時間およびチップロジックの残りの部分への影響に関して、アナログパワースイッチを介して適切なタイミング制御でどのようにして電力供給を停止するか、または適用するかを最適化することができる。
ロジック絶縁、クロックゲーティング、およびPORメカニズムは、各アイランドに設けられ、電力アイランド上にマルチプルPOR回路を含むことができる。ファームウェアは、プログラマブルレジスタを介してこれらのメカニズムへの指令および使用するための制御を有する。]
[0031] アイランド制御メカニズム
ロジックおよびRAMが別々のアイランドに論理的に分割されたならば、アイランドを制御し、必要なモード構成および条件のもとでスタンバイ節電を可能にするために複数のメカニズムが付加されなければならない。
・システムコア電力ゲーティングおよび制御(ホスト電源調整機能およびアナログ電力絶縁スイッチ)
・製品パッケージ検出(SD/MMC、USB、またはMSモジュール構成)
・ロジックゲート絶縁制御(オフアイランド効果からのオンアイランドの絶縁)(実施形態では、電圧絶縁セル155がロジックゲート絶縁を達成する。)]
[0032] システムコア電力ゲーティングおよび制御
例示的な実施形態では、チップは3つの主要な電力機能を処理する。
・(3.3Vまたは1.8V)SD/MMCもしくはMSホスト、または(5V)USBホストからのホスト給電電力を調整する。
・クリプト145およびORAM146の電力アイランドへの静的なアイランド制御(製品構成)および動的なアイランド制御(スタンバイサスペンドおよびレジュームのため)に基づいて、必要とされる電力アイランドへの供給ラインを切り換える。
・アイランド電源切り換え制御およびステータス−アナログ電力スイッチはシステムコア電力への影響を最小にする必要がある(実施形態では、デジタル制御アナログ電力スイッチ156が電力切り換えを達成する)。]
[0033] ホスト電源調整
図1Cおよび図1Dは、電源のさらなる詳細を示す。図1Cの例示的な実施形態では、非USBモードにおける動作が示されている。チップはホスト電源を調整して、内部ロジックに1.2Vのコア電圧を供給する。
SD、MMC、またはMSモードでは、ホストは電源電圧3.3Vまたは1.8Vを供給する。この電流の一部は、チップ(VDDH160(VDDF161))および外部NANDメモリ162上のI/Oパッドに供給される一方で、残りは内部コア調整器163によって調整されて、コアロジック(VIN_CORE164)に電源電圧1.2Vを供給する。 非USBモードにおいて、SD/MMCまたはMSホストは、電源電圧3.3または1.8Vを供給し(165)(VIN_CORE164)、コア調整器163にも供給される。USBモードにおいて、USBホスト166は、コア調整器163の前に追加の調整ステップを必要とする。USBホスト166は、電源電圧5V(VIN_53
167)を供給し、最初に5−3.3調整器190によって3.3Vに調整され、次いで内部コア調整器163に供給される。
さらに、USBモードでは、5−3.3調整器168の3.3V出力およびコア調整器163の1.2V出力が、チップから引き出され(それぞれVOUT_53 168およびVOUT_CORE169上に)、そこで、フィルタ175、176および177によってフィルタをかけられ、次いで、USB PHY 170電源入力(A3V3 171、A1V2 172およびDlV2 173)に供給される。] 図1C 図1D
[0034] 図1Cの例示的な実施形態では、非USBモードにおける動作が示される。SD/MMCまたはMSホスト165は、コア調整器163に電力を供給する。USBオシレータ(OSCl 178)は必要ではなく、したがって、スイッチ179は開いている。第2のオシレータ(OSC2 180)はオフであり、USBスイッチ181は開いている。5/3V調整器190はオフである。PHYインターフェイス(3.3V)170の電源が切られ、したがって、USB PHYコアスイッチ181は開いている。第1のFDパッド182は動作中であり、FD_DUPパッド183は動作中ではない。] 図1C
[0035] 図1Dは、USB HIMが動作中の場合の電力ステータスを示す。チップはホスト電源を調整して、内部ロジックに1.2Vのコア電圧を供給する。5/3V調整器190はオンであり、USBスイッチ181は閉じられている。5/3V調整器190はコア調整器163に供給し、スイッチ179が閉じられた状態でUSBオシレータOSC1 178は動作中である。USB物理インターフェイスPHY(3.3V)はオンであり、USB PHYコアスイッチ181は閉じられている。いくつかの第1のFDパッド182はオフであり、複製FD_DUPパッド183はオンである。] 図1D
[0036] ホストおよび調整電源切り換え
前述したように、両方のタイプの構成(SD、MMC、MSとUSB)は、共有電源経路を用いて適切に機能する必要がある。第3のモードはSD+と表されて利用されてもよい。SD+構成では、SDとUSBの両方の電力接続は、一体型のパッケージで同時に動作し、したがって、様々な電源のオプションを管理するためのさらなる課題が示される。
USBをサポートしていない実施例における動作およびスタンバイ電流を制限するために、5Vのホスト電源が存在しない場合には、電源バスを切り換えてUSB PHYとUSBデバイスコアを分離する。
各実施例の中で使用されていない2つのHIMアイランド用の1.2Vコア電圧はオフされる。
クリプトブロック145およびORAMブロック146は、動的に個別に電源オンおよびオフしてスタンバイ電力を節減してもよい。]
[0037] USB HIM電源切り換え
モード検出は、ACOMP_54 148またはACOMP3_1.2 147に供給される電力に基づく。ACOMPロジックは、どの単一ホストインターフェイス(MS、SD/MMC、またはUSB)が現在選択されているかを決定する。]
[0038] 電力アイランド−アイランド切り換え
一旦モードを決定すると、ACOMPロジックは、そのモード用の適切な電圧アイランドをイネーブルにする。]
[0039] 絶縁セル
絶縁セル155をオンした場合、電源が入っていないアイランドからの不確定なフローティングロジック状態が、チップの残り部分に伝達されることを防ぐ。イネーブルされた絶縁セルは、ソースとデスティネーションとを分離し、固定ハイ電圧(ロジック1)または固定ロー電圧(ロジック0)値のいずれかを示すか、または(ラッチベースの)信号の最終の状態を保持する。絶縁セルをディスエーブルにした場合、セルはソースとデスティネーションとの間で出力信号状態をそのまま通す。
2つの個別の絶縁セル制御レジスタ(アイランド入力、アイランド出力)がある。
アイランドがオフされる場合には、電源がオフされた入力では電圧は存在しないように、アイランドの入力での絶縁セルは常に当該セルにて「ロジック0」となる。
アイランドの出力での絶縁セルは、アイランドが遮断された場合に、対応するデスティネーションアイランドの入力がいぜんとして適切な入力状態を検知しているかのような適切な入力状態に基づいて選択される。]
[0040] 電力アイランドからのファームウェア問題
ファームウェアは、クリプトアイランド145の電源をディスエーブル/イネーブル管理して、SDスタンバイモードでの上限を達成する必要がある。ファームウェアは、ORAM146のアイランドへのコード回復(再ロード)を管理する必要があり、また、SDスタンバイモードのために電源を切る必要がある。
図2は、図1の回路の実施例のさらなる詳細を示す。この実施形態では、USB電力検出部ブロックは、単にインバータ206であり、したがって、値VUSB_SupplyR2 /(R1 +R2 )がN−チャンネルのしきい値電圧VTNより高くなるとすぐに、次のインバータ段にアクティブロー出力を供給する。VTNが一般的にバンドギャップ基準電圧VBGの半分(もしくは以下)であるので、これは、ホストPOR信号が有効値に達するかなり前に、逆電圧USB Onが上がり始めることを意味する。一般的に、パワーオンリセット信号は、アクティブロー、つまり、チップまたは回路がPOR信号のローの値によってリセット保持される。] 図1 図2
[0041] この図は、また、USBホスト電源201とSD/MSホスト電源202接続との間の関係のいくつかの詳細を示す。USBホスト電源201(名目上5V)は、調整器203を駆動し、USBホスト電源201から調整された供給電圧3.3Vを得る。USB_On215がハイであれば、図に示す大きなPMOSバイパススイッチ204はオンされ(前段のロー電圧によって)、その結果、調整器203の出力は、SD/MSホスト電源202接続を駆動するように接続される。このラインは、2つのトランジスタ213およびレジスタ214を含む内部調整器に順に供給する。レジスタ215、216によって形成された電圧分割は、トランジスタ213のゲートに電力を供給する。]
[0042] バックエンドへのマルチHIMインターフェイス
図3のサンプル実施形態は、単一バックエンド(BE)に接続された3つのダイレベルでの選択可能なHIMインターフェイス(フロントエンド)を提示する。これは、2つの利用可能な内部インターフェイスを介してBEに供給される。
・CF351、MS352、およびSD/MMCデバイスコントローラ353用のHDMA320(ホストダイレクトメモリアクセス)インターフェイス。
・USBデバイスコントローラ354用のBVCI330(基礎的仮想コンポーネントインターフェイス)バス。BMUに対するBVCIポート330はUSBデバイスコントローラ専用であるが、SD/MMCHIMおよびMS HIM352のHDMA320インターフェイスは、BMUにおける単一HDMAポートにマルチプレックス340する必要がある。] 図3
[0043] このサンプル実施形態は静的アイランドおよび動的アイランドを含む。静的アイランドは、それらが選択されなかった動作モードに対応する場合、動作中常にオフである。]
[0044] データモジュール
図4は、データモジュールを示す。データモジュールは、NANDフラッシュメモリおよびコントローラを含む。コントローラは、このサンプル実施形態において、モジュールのコネクタでUSBインターフェイスを供給し、適切な規格でメモリチップにインターフェイス接続する。] 図4
[0045] 様々な開示された実施形態によれば、割り込み可能な供給電圧を受けるために個別に接続された複数の電力アイランドと、それぞれの局所電力有効測定回路を各々が含み、さらにそれぞれの局所電力有効測定回路によって条件的にディスエーブルされるように接続されたコア回路を含む電力アイランドのうちのマルチプル電力アイランドと、を備え、電力アイランドの少なくとも1つでは、それぞれの供給電圧は、少なくとも2つの有効範囲のどちらかとすることができ、それぞれの局所電力有効測定回路は、有効範囲のどちらかをテストするために自動電圧スケーリングを含む集積回路を提供する。]
[0046] 様々な開示された実施形態によれば、割り込み可能な供給電圧を受けるために個別に接続された複数の電力アイランドと、それぞれの局所電力有効測定回路を各々が含み、さらにそれぞれの局所電力有効測定回路によって条件的にディスエーブルされるように接続されたコア回路を含む電力アイランドのうちのマルチプル電力アイランドと、を備える集積回路を提供する。]
[0047] 様々な開示された実施形態によれば、パワーオンまたはオフするために個別に接続された複数の電力アイランドを備え、電力アイランドの1つまたは複数は、異なる動作モードで複数の存在し得る供給電圧を受けることができるデュアルボルテージ電力アイランドである複数の電力アイランドを含み、各デュアルボルテージ電力アイランドは、電圧が外部接続で供給されることに応じて自動的に異なった供給電圧入力を計測して計測電圧を生成する選択回路と、計測電圧を測定してこれに応じて電力有効信号を出力するヒステリシスコンパレータと、を含む集積回路を提供する。]
[0048] 様々な開示された実施形態によれば、複数の電力アイランドへの電力を個別に有効にするかまたは無効にするように接続された電力制御回路と、それぞれの局所電力有効測定回路を各々含み、さらにそれぞれの局所電力有効測定回路によって条件付きでディスエーブルされるように接続されたコア回路を含む電力アイランドのマルチプル電力アイランドと、を備え、電力アイランドの1つまたは複数は、異なる動作モードで複数の存在し得る供給電圧を受けることができるデュアルボルテージ電力アイランドであり、各デュアルボルテージ電力アイランドは、電圧が外部接続で供給されることに応じて自動的に異なった供給電圧入力を計測して、計測電圧を生成する選択回路と、計測電圧を測定し電力有効信号を出力してこれに応じてそれぞれの電力アイランド内でコア回路をイネーブルまたはディスエーブルするヒステリシスコンパレータと、を含む集積回路を提供する。]
[0049] 様々な開示された実施形態によれば、基準電圧に対して入力電圧をテストするように接続されたコンパレータと、少なくとも2つの外部供給電圧接続と、外部供給電圧接続のうちの第1の外部供給電圧接続上で電力を検出するとともに、対応するロジック出力を供給するように接続された検出器と、ロジック出力に応じて、外部供給電圧接続上の電圧の第1の分圧結果、または第2の外部供給電圧接続上の電圧の第2の分圧結果に対応した入力電圧を接続するマルチプレクサと、を備え、コンパレータは電力有効信号を供給するように動作可能に接続される集積回路を提供する。]
[0050] 様々な開示された実施形態によれば、メモリチップと、外部インターフェイス終端に接続されてメモリチップを制御するように接続されたメモリコントローラチップと、を備え、メモリコントローラチップは、コントローラチップ上の複数の電力アイランドへの電力を個別に有効にするかまたは無効にするように接続された電力制御回路と、それぞれの局所電力有効測定回路を各々含み、さらにそれぞれの局所電力有効測定回路によって条件付きでディスエーブルされるように接続されたコア回路を含む電力アイランドのマルチプル電力アイランドとを含み、電力アイランドの1つまたは複数は、外部端子の少なくとも1つから複数の存在し得る供給電圧を受けることができるデュアルボルテージ電力アイランドであり、各デュアルボルテージ電力アイランドは、電圧が外部接続で供給されることに応じて、自動的に異なった供給電圧入力を計測して、計測電圧を生成する選択回路と、計測電圧を測定して電力有効信号を出力して、これに応じてそれぞれの電力アイランド内のコア回路をイネーブルまたはディスエーブルにするヒステリシスコンパレータと、を含むポータブルデータモジュールを提供する。]
[0051] 様々な開示された実施形態によれば、少なくとも2つの外部電源入力に接続された電圧検出回路であって、外部電源から電力を受ける外部電源入力のうちの第1の外部電源入力で電圧を検出するように構成された電圧検出回路と、テストノードに外部電源入力のうちの選択された外部電源入力を動作可能に接続する多重化回路と、第1の入力に基準電圧が接続され、第2の入力にテストノードが接続され、それらに応じて電力有効信号を供給する出力を備えたコンパレータと、を備え、それによって、電力有効信号は、どちらかの外部電源からの電圧がそれぞれの有効レベルに達する場合に、コア回路動作をイネーブルすることができるパワーオンリセット回路を提供する。]
[0052] 様々な開示された実施形態によれば、オンチップ電力制御回路において、個別に複数の電力アイランドへの電力を有効にするかまたは無効にするステップの実行と、マルチプル電力アイランドにおいて、局所的に電力有効測定を行い、それぞれの電力有効測定に応じて、それぞれの電力アイランドのそれぞれのコア回路を条件付きでディスエーブルするステップの実行と、電力アイランドのいくつかのデュアルボルテージ電力アイランドにおいて、少なくとも2つの有効供給電圧範囲のどちらが存在するかを検出し、それに応じて電力有効測定を行うステップの実行と、を含む集積回路を動作させる方法を提供する。]
[0053] 様々な開示された実施形態によれば、基準電圧に対して入力電圧を比較するステップと、電圧検出回路上の2つの外部接続のうちの第1の外部接続上に電力が存在するか否かを検出して、ロジック出力を供給するステップと、ロジック出力によって決定された、第1の外部接続上の電圧の第1の分圧結果または第2の外部接続上の電圧の第2の分圧結果に接続された入力電圧の比較を実行するステップと、接続するステップによって影響される、比較するステップに応じて電力有効出力を供給するステップと、を含む集積回路を動作させる方法を提供する。]
[0054] 様々な開示された実施形態によれば、1つまたは複数のロジック制御スイッチを使用して、1つまたは複数の電力アイランドをパワーオンするために選択するステップと、電力アイランド内で、電力有効回路を使用して入力電圧を有効にするため、ロジック動作を制御して、電力有効回路はコンパレータを使用して基準電圧に対する入力電圧の分圧結果をテストし、外部接続のうちの第1の外部接続上の電力の存在を検出したら、それに応じてコンパレータの入力に接続される分圧結果を切り換えるステップと、を含み、集積回路は電力アイランドの少なくとも1つにおいてマルチ供給電圧と互換性のある、複数の電力アイランドを有する集積回路の電力を有効にする方法を提供する。]
[0055] 様々な開示された実施形態によれば、1つまたは複数のロジック制御スイッチを使用してパワーオンする電力アイランドを選択するステップと、1つの電力アイランドにおいて、パワーオンリセット回路を使用して、少なくとも1つの電力アイランドのロジック動作を制御して、そこに供給される電圧を有効にし、パワーオンリセット回路は派生基準電圧に対する入力電圧の分圧結果をテストするステップと、1つの電力アイランドへの少なくとも2つの外部入力接続のうちの第1の外部入力接続上の電圧の有無を検出し、それに応じて接続される分圧結果を切り替え、2つの外部入力接続のうちの選択された外部入力接続に接続するようリセット回路を再構成するステップと、を含む電力アイランド上の電圧を有効にする方法を提供する。]
[0056] 様々な開示された実施形態によれば、派生基準電圧に対する入力電圧をテストするように接続されたコンパレータと、外部入力接続のうちの第1の外部入力接続上で電力を検出しロジック出力を供給する検出器に接続された少なくとも2つの外部入力接続と、ロジック出力に応じて入力電圧を第1の外部接続上の電圧の第1の分圧結果、または第2の外部接続上の電圧の第2の分圧結果のどちらかに接続するロジックスイッチと、を含み、コンパレータは電力有効信号を供給するように動作可能に接続された集積回路を提供する。]
[0057] 様々な開示された実施形態によれば、第1の入力で選択された電圧源から生じる第1のテスト電圧信号を受け、第2の入力で基準電圧を受ける第1のコンパレータを含み、コンパレータは、内部コアロジックに電力を供給するために接続された電圧源が、第1の有効電圧源または第2の有効電圧源のどちらかに接続されていて、その使用されている有効電圧範囲を示すためのロジック出力信号を生成して、デジタル回路のロジック動作のための有効電力を有効にするための回路を提供する。]
[0058] 様々な開示された実施形態によれば、少なくとも2つの外部電源入力に接続され、外部電源から最初に電力を受ける入力で電圧を検出するように構成された電圧検出回路と、基準電圧に接続された第1の入力、電力リセット信号出力、および少なくとも2つの外部電源入力に接続された第2の入力を備えたコンパレータと、コンパレータの第2の入力を、外部電源の最初に電力を受けた入力に接続して、第2の入力の電圧は外部電源に比例した電圧となるようにするロジック制御スイッチング回路と、を備え、電力リセット信号出力が、有効レベルに達した外部電源からの派生電圧に基づいて電力有効信号を供給するパワーオンリセット回路を提供する。]
[0059] 様々な開示された実施形態によれば、少なくとも2つの外部電源入力に接続され、外部電源から最初に電力を受ける入力で電圧を検出するように構成された電圧検出回路と、基準電圧に接続された第1の入力、電力リセット信号出力、および少なくとも2つの外部電源入力に接続された第2の入力を備えたコンパレータと、コンパレータの第2の入力を、外部電源の最初に電力を受けた入力に接続して、第2の入力の電圧は外部電源に比例した電圧となるようにするロジック制御スイッチング回路と、を備え、電力リセット信号出力が、有効レベルに達した外部電源からの派生電圧に基づいて電力有効信号を供給するパワーオンリセット回路を提供する。]
[0060] 様々な開示された実施形態によれば、アナログマルチプレクサからの第1の入力および基準電圧源からの第2の入力を備えたコンパレータであって、パワーオンリセット信号出力を生成するコンパレータと、第1の電圧源の値に比例する第3の入力、第2の電圧源の値に比例する第4の入力を備え、第1の出力は第1の電圧源または第2の電圧源のうちのどちらか1つから導出されるアナログマルチプレクサと、第2の電圧源に接続され、アナログマルチプレクサの第5の入力に信号供給する電力検出部であって、電力検出部が第2の電圧源からのしきい値電圧を検出すると、パワーオン信号が第5の入力に生成される電力検出部と、を備え、アナログマルチプレクサは、第5の入力のパワーオン信号に反応して、第4の入力を選択し、パワーオン信号がない状態であれば第3の入力を選択する。第1の入力で受ける選択された入力電圧信号が、第1の入力電圧の規定レベルに達すると電力リセット信号出力が生じる有効電圧検出回路を提供する。]
[0061] 様々な開示された実施形態によれば、基準電圧に対して入力電圧を比較するステップと、電圧検出回路上で2つの外部接続のうちの第1の外部接続上の電力の有無を検出してロジック出力を供給するステップと、ロジック出力によって決定される、入力電圧として、第1の外部接続上の電圧の第1の分圧結果、または第2の外部接続上の電圧の第2の分圧結果のどちらかに接続するステップと、を含む集積回路を動作させる方法を提供する。]
[0062] 様々な開示された実施形態によれば、1つまたは複数のロジック制御スイッチを使用して、1つまたは複数の電力アイランドをパワーオンするために選択するステップと、入力しきい値電圧を有効にするためにパワーオンリセット回路を使用して電力アイランドのロジック動作を制御するステップと、派生基準電圧に対する入力電圧の分圧結果をテストするためにコンパレータを使用するステップと、少なくとも2つの外部入力接続をテストするためにコンパレータを構成し、および外部接続のうちの第1の外部接続上で電力の存在を検出するように接続された電圧検出回路を構成するステップと、電圧検出回路のロジック出力に応じて、入力電圧を第1の外部接続上の電圧の第1の分圧結果、または第2の外部接続上の電圧の第2の分圧結果に接続し、しきい値電圧が検出されると、電力有効信号を生成するように動作可能に接続されたコンパレータを備えた、スイッチングロジックを供給するステップと、を含む複数の電力アイランドを有するロジック回路の電力を有効にする方法を提供する。]
[0063] 様々な開示された実施形態によれば、1つまたは複数のロジック制御スイッチを使用して、1つまたは複数の電力アイランドをパワーオンするために選択するステップと、第1の電力アイランド上で有効入力電圧を有効にするためにパワーオンリセット回路を使用して電力アイランドのロジック動作を制御するステップと、派生基準電圧に対する入力電圧の分圧結果をテストするためにコンパレータを使用するステップと、第1の電力アイランドへの少なくとも2つの外部入力接続をテストするためにコンパレータを構成し、および外部接続のうちの第1の外部接続上の電力の存在を検出するように接続された電圧検出回路を構成するステップと、電圧検出回路のロジック出力に応じて、入力電圧を第1の外部接続上の電圧の第1の分圧結果、または第2の外部接続上の電圧の第2の分圧結果に接続し、電力有効信号を供給すると共に、第2の電力アイランド上でロジック動作を可能にするように動作可能に接続されたコンパレータを備えた、スイッチングロジックを供給するステップと、を含む電力アイランド上で電圧を有効にする方法を提供する。]
[0064] 変更例および変形例
当業者であれば分かるように、本願に記載される革新的な概念は、膨大な範囲の用途に亘って変更および変形を加えることが可能であり、したがって、特許される主題の範囲は、所与の特定の例示的な教示のいずれによっても限定されない。添付の特許請求の範囲の趣旨およびその広い範囲に含まれる全ての代替、変更および変形を包含するものとする。]
[0065] 例えば、前述した論理的および/または機能的関係をさらに保ちながら、さらなる段階を例示する様々な回路に加えることができる。PORは、アイランド全体またはアイランドの一部に対して実行することができる。PORはまた電源が立ち上がる前に、他のアイランドを電力が有効な状態で動作させることを確実にするよう実装してもよい。
パワーオンリセット回路によって供給される出力信号は、電力有効信号としてより一般的に状態を表しており、実際に、パワーオンリセット回路は、それ自体、電力監視回路または電力有効回路の一例として説明することができることに留意するべきである。前述したような「パワーオンリセット」信号の使用は、複雑なデジタルロジックにおいて極めて一般的であるが、予測不能な状態を回避するための他のスキームを代わりに使用することができる。(例えば、信号は、どのように接続されるかだけでなく、どのように概念化されるかに応じて、「イネーブル」信号または「ディスエーブル」信号として表現することができる。)]
[0066] さらに、次の共同所有される同時係属中の米国特許出願を参照し、その1つ1つのその全体が本願明細書において参照により援用されている。これら特許出願とは、2006年12月31日に出願された米国仮特許出願第60/934,936号(特許文献1)、2006年12月31日に出願された米国仮特許出願第60/921,507号(特許文献2)、2006年12月31日に出願された米国仮特許出願第60/934,918号(特許文献3)、2006年12月31日に出願された米国仮特許出願第60/934,917号(特許文献4)、2006年12月31日に出願された米国仮特許出願第60/999,760号(特許文献5)、2006年12月31日に出願された米国仮特許出願第60/934,923号(特許文献6)、2007年1月1日に出願された米国仮特許出願第60/934,937号(特許文献7)、2007年1月1日に出願された米国仮特許出願第60/921,508号(特許文献8)、2006年12月31日に出願された米国特許出願第11/618,849号(特許文献9)、2006年12月31日に出願された米国特許出願第11/618,852号(特許文献10)、2006年12月31日に出願された米国特許出願第11/618,865号(特許文献11)、2006年12月31日に出願された米国特許出願第11/618,867号(特許文献12)、2006年12月31日に出願された米国特許出願第11/649,325号(特許文献13)、2006年12月31日に出願された米国特許出願第11/649,326号(特許文献14)、2007年12月28日に出願された「Systems andCircuits with Multirange and Localized Detection of Valid Power 」という米国特許出願(代理人整理番号:SDD−1093)(特許文献15)、2007年12月28日に出願された「Optionally Bonding Either Two Sides or More Sides of Integrated Circuits」という米国特許出願(代理人整理番号:SDD−1100)(特許文献16)、2007年12月28日に出願された「Exclusive-Option Chips and Methodswith All-Options-Active Test Mode」という米国特許出願(代理人整理番号:SDD−1102)(特許文献17)である。これらの特許出願はどれも、本願に必ずしも関連する必要はないが、これらは、前述した構想と同様なシステムに設計されたり、および/またはこのような構想と相乗的に組み合わせたりする特徴を示すのに役立つ。]
[0067] 他の例については、動的電力アイランド(装置が適切な電力効率で動作している時に、色々なタイミングで電源立ち上げたり、または切ってもよい)に局所電力監視回路を含むことも可能であるが、静的電力アイランド(前述した実施形態におけるホストインターフェイスモジュールなど)ではない。この種類の実施形態は、保護が最も必要となるところに選択的に付与されるという利点を有し、つまり、電力状態が独立したアイランドのみに独立した保護が付与される。これによって設計が簡略化される。]
[0068] 本願のいずれの記載も、どのような特定の要素、ステップまたは機能も特許請求の範囲に含まれなければならない重要な要素であることを意味すると書見されるべきではない。すなわち、特許される主題の範囲は許可された特許請求の範囲でのみ定義される。さらに、厳密な表現「〜する手段」("means for" )が分詞を伴っていない限り、特許請求の範囲は米国特許法第112条第6段落(paragraph six of 35 USC section 112 )を適用することを意図していない。
出願時の特許請求の範囲は、可能な限り包括的であることを意図し、主題は意図的に譲渡されたり、献呈されたり、または放棄されたりしないものとする。]
权利要求:

請求項1
集積回路であって、割り込み可能な供給電圧を受けるために個別に接続された複数の電力アイランドと、それぞれの局所電力有効測定回路を各々が含み、さらに前記それぞれの局所電力有効測定回路によって条件的にディスエーブルされるように接続されたコア回路を含んだ前記電力アイランドのうちのマルチプル電力アイランドと、を備え、前記電力アイランドの少なくとも1つでは、それぞれの供給電圧は、少なくとも2つの有効範囲のどちらかとすることができ、前記それぞれの局所電力有効測定回路は、前記有効範囲のどちらかをテストするための自動電圧スケーリングを含んだ集積回路。
請求項2
請求項1記載の集積回路において、供給電圧は、5ボルト未満である集積回路。
請求項3
請求項1記載の集積回路において、供給電圧は、3.3ボルト未満である集積回路。
請求項4
請求項1記載の集積回路において、前記自動電圧スケーリングは、2つの異なる抵抗ラダーで実装される集積回路。
請求項5
請求項1記載の集積回路において、前記少なくとも1つの電力アイランドは、1つより多い電気的インターフェイスに接続することができる外部インターフェイス制御である集積回路。
請求項6
集積回路であって、割り込み可能な供給電圧を受けるために個別に接続された複数の電力アイランドと、それぞれの局所電力有効測定回路を各々が含み、さらに前記それぞれの局所電力有効測定回路によって条件的にディスエーブルされるように接続されたコア回路を含む前記電力アイランドのうちのマルチプル電力アイランドと、を備える集積回路。
請求項7
請求項6記載の集積回路において、コア回路のロジック動作をイネーブルにする電力有効出力信号をさらに備える集積回路。
請求項8
請求項6記載の集積回路において、有効電力測定回路は条件付きで電力有効出力信号を出力し、電力アイランドへの電圧が有効範囲内であることを示し、前記電力有効出力信号は電力アイランド上でコア回路のロジック動作を可能にするように動作する集積回路。
請求項9
請求項6記載の集積回路において、有効電力信号は第1の電力アイランドへの電圧が有効範囲内であることを示し、前記有効電力信号は第2の電力アイランド上でコア回路のロジック動作を可能にするように動作する集積回路。
請求項10
集積回路であって、パワーオンまたはオフするために個別に接続された複数の電力アイランドであって、前記電力アイランドの1つまたは複数は、異なる動作モードで複数の存在し得る供給電圧を受けることができるデュアルボルテージ電力アイランドである複数の電力アイランドを備え、前記各デュアルボルテージ電力アイランドは、外部接続でどの電圧が供給されるかに応じて自動的に異なった供給電圧入力を計測して計測電圧を生成する選択回路と、前記計測電圧を測定し、それに応じた電力有効信号を出力するヒステリシスコンパレータと、を備える集積回路。
請求項11
請求項10記載の集積回路において、前記電力有効信号は電力アイランドへの電圧が有効範囲内であることを示し、前記電力有効信号は電力アイランド内での回路のロジック動作を可能とするように動作する集積回路。
請求項12
請求項10記載の集積回路において、前記デュアルボルテージ電力アイランドは、1つより多い電気的インターフェイスに接続することができる外部インターフェイス制御である集積回路。
請求項13
集積回路であって、複数の電力アイランドへの電力を個別に有効にするかまたは無効にするように接続された電力制御回路と、それぞれの局所電力有効測定回路を各々含み、さらに前記それぞれの局所電力有効測定回路によって条件付きでディスエーブルされるように接続されたコア回路を含む前記電力アイランドのマルチプル電力アイランドと、を備え、前記電力アイランドの1つまたは複数は、異なる動作モードで複数の存在し得る供給電圧を受けることができるデュアルボルテージ電力アイランドであり、前記各デュアルボルテージ電力アイランドは、電圧が外部接続で供給されることに応じて自動的に異なった供給電圧入力を計測して、計測電圧を生成する選択回路と、前記計測電圧を測定し電力有効信号を出力して、それに応じてそれぞれの電力アイランド内でコア回路をイネーブルまたはディスエーブルするヒステリシスコンパレータと、を備える集積回路。
請求項14
請求項13に記載の集積回路において、前記各デュアルボルテージ電力アイランドは、1つより多い電気的インターフェイスに接続することができる外部インターフェイス制御である集積回路。
請求項15
請求項13記載の集積回路において、電力制御回路は、3.3ボルト以下の電力の供給電圧を選択することができる集積回路。
請求項16
集積回路であって、基準電圧に対して入力電圧をテストするように接続されたコンパレータと、少なくとも2つの外部供給電圧接続と、前記外部供給電圧接続のうちの第1の外部供給電圧接続上で電力を検出すると共に、対応するロジック出力を供給するように接続された検出器と、前記ロジック出力に応じて、前記入力電圧に、前記外部供給電圧接続上の電圧の第1の分圧結果、または前記第2の外部供給電圧接続上の電圧の第2の分圧結果のどちらかを接続するマルチプレクサと、を備え、前記コンパレータは、電力有効信号を供給するように動作可能に接続された集積回路。
請求項17
請求項16記載の集積回路において、前記コンパレータは、ヒステリシスである集積回路。
請求項18
請求項16記載の集積回路において、入力電圧は、3.3ボルト以下の電力である集積回路。
請求項19
請求項16記載の集積回路において、前記電力有効信号は、電力アイランドのロジック動作を可能とするように動作する集積回路。
請求項20
請求項16記載の集積回路において、電力アイランドは外部インターフェイス終端を操作することができるマルチプルインターフェイシング電力アイランドを含み、前記インターフェイシング電力アイランドの少なくとも1つはマルチボルテージ外部端子から電力を供給されるように接続される集積回路。
請求項21
ポータブルデータモジュールであって、メモリチップと、外部インターフェイス終端に接続され、前記メモリチップを制御するように接続されたメモリコントローラチップと、を備え、前記メモリコントローラチップは、前記コントローラチップ上の複数の電力アイランドへの電力を個別に有効にするかまたは無効にするように接続された電力制御回路と、前記電力アイランドであって、それぞれの局所電力有効測定回路を各々含み、さらに前記それぞれの局所電力有効測定回路によって条件付きでディスエーブルされるように接続されたコア回路を含む前記電力アイランドのマルチプル電力アイランドと、を備え、前記電力アイランドの1つまたは複数は前記外部インターフェイス終端の少なくとも1つから複数の存在し得る供給電圧を受けることができるデュアルボルテージ電力アイランドであり、前記各デュアルボルテージ電力アイランドは、電圧が外部接続で供給されることに応じて、自動的に異なった供給電圧入力を計測して、計測電圧を生成する選択回路と、前記計測電圧を測定し、電力有効信号を出力して、それに応じてそれぞれの電力アイランド内のコア回路をイネーブルまたはディスエーブルにするヒステリシスコンパレータと、を備えるポータブルデータモジュール。
請求項22
請求項21記載のモジュールにおいて、前記メモリチップは、不揮発性メモリチップであるモジュール。
請求項23
請求項21記載のモジュールにおいて、電力有効信号は第1の電力アイランドへの電圧が有効範囲内であることを示し、前記電力有効信号は第2の電力アイランドのロジック動作を可能にするように動作するモジュール。
請求項24
請求項21記載のモジュールにおいて、電力有効信号は、前記電力アイランドの第1の部分への入力電圧が有効範囲内であることを示すモジュール。
請求項25
請求項21記載のモジュールにおいて、第2の外部接続の1つは、セキュアデジタルモードで動作する場合に、集積回路に電力を供給するモジュール。
請求項26
請求項21記載のモジュールにおいて、第2の外部接続は、マルチメディアカードモードで動作する場合に、集積回路に電力を供給するモジュール。
請求項27
請求項21記載のモジュールにおいて、前記電力有効信号は、パワーオンリセット信号であるモジュール。
請求項28
請求項21記載のモジュールにおいて、前記電力アイランドは、オーバーレイランダムアクセスメモリ電力アイランドを含むモジュール。
請求項29
請求項21記載のモジュールにおいて、前記選択回路は、2つの異なる分圧器を含むモジュール。
請求項30
パワーオンリセット回路であって、少なくとも2つの外部電源入力に接続された電圧検出回路であって、外部電源から電力を受ける前記外部電源入力のうちの第1の外部電源入力で電圧を検出するように構成された電圧検出回路と、前記外部電源入力のうちの選択された外部電源入力をテストノードに動作可能に接続する多重化回路と、第1の入力が基準電圧に接続され、第2の入力が前記テストノードに接続され、それに応じて出力が電力有効信号を供給するコンパレータと、を備え、これにより、前記電力有効信号は、どちらかの外部電源からの電圧がそれぞれの有効レベルに達する場合に、コア回路の動作をイネーブルすることができるパワーオンリセット回路。
請求項31
請求項30記載の回路において、前記コンパレータは、ヒステリシスである回路。
請求項32
請求項31記載の回路において、前記基準電圧は、バンドギャップ電圧基準回路から接続される回路。
請求項33
集積回路の動作を実行する方法であって、オンチップ電力制御回路において、個別に複数の電力アイランドへの電力を有効にするかまたは無効にするステップと、前記電力アイランドのマルチプル電力アイランドにおいて、局所的に電力有効測定し、それぞれの電力有効測定に応じて、前記それぞれの電力アイランドのそれぞれのコア回路を条件付きでディスエーブルするステップと、前記電力アイランドのいくつかのデュアルボルテージ電力アイランドにおいて、少なくとも2つの有効供給電圧範囲が存在するかを検出し、それに応じて前記電力有効測定を行うステップと、を含む方法。
請求項34
請求項33記載の方法において、前記各デュアルボルテージ電力アイランドは、1つより多い標準電気的インターフェイスに接続することができる外部インターフェイス制御である方法。
請求項35
集積回路を動作させる方法であって、基準電圧に対して入力電圧を比較するステップと、ロジック出力を供給するために電圧検出回路上の2つの外部接続のうちの第1の外部接続上に電力が存在するか否かを検出するステップと、前記ロジック出力によって決定された、前記第1の外部接続上の電圧の第1の分圧結果、または前記第2の外部接続上の電圧の第2の分圧結果のどちらかを、接続された前記入力電圧として前記比較するステップと、接続形態によって影響される、前記比較するステップに応じて電力有効出力を供給するステップと、を含む方法。
請求項36
請求項35記載の方法において、前記比較するステップは、ヒステリシスコンパレータによって行なわれる方法。
請求項37
請求項35記載の方法において、比較された入力電圧および基準電圧は、接続された外部接続が電力アイランドの第1の部分に対して有効範囲内で電圧を供給することを示す電力有効出力を生成する方法。
請求項38
請求項35記載の方法において、前記入力電圧は、アナログマルチプレクサを介して受けられる方法。
請求項39
複数の電力アイランドを有する集積回路の電力を有効にする方法であって、1つまたは複数のロジック制御スイッチを使用してパワーオンするために1つまたは複数の電力アイランドを選択するステップと、電力アイランド内で、入力電圧を有効にするために、電力有効回路を使用してロジック動作を制御するステップであって、前記電力有効回路はコンパレータを使用して基準電圧に対する前記入力電圧の分圧結果をテストするステップと、外部接続のうちの第1の外部接続上の電力の存在を検出するステップと、これに応じて、前記分圧結果を切り変えるために前記コンパレータへの入力を切り換えるステップと、を含み、前記集積回路は、少なくとも1つの電力アイランドにおいてマルチ供給電圧に互換性のある方法。
請求項40
請求項39記載の方法において、前記分圧結果の値は、マルチプル分圧器の1つを選択することによって決まる方法。
請求項41
請求項39記載の方法において、前記コンパレータは、ヒステリシスである方法。
請求項42
電力アイランド上の電圧を有効にする方法であって、1つまたは複数のロジック制御スイッチを使用してパワーオンするために電力アイランドを選択するステップと、前記1つの電力アイランドにおいて、そこで受ける供給電圧を有効にするために、パワーオンリセット回路を使用して、少なくとも1つの電力アイランドのロジック動作を制御するステップであって、前記パワーオンリセット回路は派生基準電圧に対する前記入力電圧の分圧結果をテストするステップと、前記1つの電力アイランドへの少なくとも2つの外部電力入力接続のうちの第1の外部電力入力接続上の電圧の有無を検出するステップと、前記分圧結果を切り変え、それに応じて前記2つの外部入力接続のうちの選択された外部入力接続に接続するために前記パワーオンリセット回路を再構成するステップと、を含む方法。
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